2020-11-17 第203回国会 参議院 法務委員会 第2号
私は、先月、長岡市の新潟少年学院を訪れたのですが、五年ほど前から特殊詐欺の少年が増えてきたというんですね。受け子のように実行行為の一部を行うだけで大した報酬も受けていないと。そのために、むしろ被害者意識の方が強い少年もいるということでした。そこで、独自の更生プログラムを開発してグループワークなどを通して自己分析を求める。
私は、先月、長岡市の新潟少年学院を訪れたのですが、五年ほど前から特殊詐欺の少年が増えてきたというんですね。受け子のように実行行為の一部を行うだけで大した報酬も受けていないと。そのために、むしろ被害者意識の方が強い少年もいるということでした。そこで、独自の更生プログラムを開発してグループワークなどを通して自己分析を求める。
みずからの力と自信、そういうものを取り戻す、そして、それを身につける、再犯、再非行防止につなげていくというすばらしい試みが、平成二十九年度におきましては、新潟少年学院、そして新たに多摩少年院もモデル庁に指定をいたしまして、集中的かつ計画的な受験指導、そういうものも行っていきたいな、こういうふうに現在予定をいたしております。
「生き直すため少年院で受験指導」というタイトルがつけられておりますが、この記事では、二〇一五年度から全国でただ一つ、法務省の、高校卒業程度認定試験、旧大検ですね、受験指導モデル施設に指定されている少年院、新潟少年学院の取り組みがここに書かれてあります。 そこでまず、この新潟少年学院における具体的な取り組み、そしてその成果について伺います。
○國重委員 この新潟少年学院、今、受験コースがスタートしてまだ二年弱ですけれども、徐々に、着実に成果があらわれつつあるということでした。 先ほどの記事の中には、この受験コースの授業を受けて高卒認定試験に全科目合格した生徒の思いがつづられております。「安心して失敗できた。